人によって理由は様々かと思いますが、その感覚が強くなる程に、胸が苦しくなったり、ソワソワして手が止まってしまったり、してしまう時はございませんか?
この記事では、メールやチャットを見るのが怖い時に少しでも心を軽くするための個人的な対処法を中心にご紹介しております。
私の場合は、友人関係の連絡でもたまにありましたが、特にひどいのが仕事で苦手な人からの連絡です。
連絡がくると、胸が押しつけられるような感覚と息苦しくなる程の強いストレスを感じます。。
私がこうなってしまった理由としては、仕事でプライベートの時間にまでくだらないチャットを連続で送ってくる人や、意味のないマウントや威圧的な発言を繰り返す人、突拍子もない要望を根拠なく言い出す人、などなど…
相手のことを想像できない様な自分勝手な人や、広い視野で物事がみられないのに自己評価だけは無駄に高い人と、長期的に仕事で関わってきたことによるストレスが、トラウマとなってしまい、些細な連絡でも不安やストレスを感じてしまう様になってしまった気がしています。
たかが、メール・チャットですが、対面の会話では感じない様な、とても強いストレスを感じる場面が誰しもあるのでは…と思っています。
同じ悩みを抱えている方の助けになれば、嬉しい限りです。
メールやチャットを「見る」ことのハードルを下げる工夫
まず一つ目の対策は、メールやチャットを見ることに対するハードルを下げる工夫をしてみるということです。
そうすることで、気持ちが楽になります。
例えば、次のようなことを試してみてください!
- 落ち着ける空間で見る:カフェなど、他に人がいて落ち着ける空間で見ることで、不安な気持ちが和らぎます。
- 信頼している誰かに伝える
- 「AI(ロボット)からの返信だ」と暗示する
個人的にオススメなのは、「信頼している誰かに伝える」「AIからの返信だと暗示する」です。
信頼している誰かに「見る」ことが嫌なことを伝える
友達や信頼できる同僚に伝えるだけで、勇気や安心感が生まれることもあります。
例えば、嫌なチャットやメールが来たときに、友達や恋人など自分が心を許している人に、「嫌な奴からのメール、キッツ!見たくな〜い!」など、冗談まじりの本音を送ります。
そうした時、信頼している相手ならば、「頑張れ!」や「代わりに見てあげようか?笑」など、あなたにとって励みになる回答を返してくれるはずです。
連絡を取り合っている相手をAI(ロボット)だと思い込む
頼れる人がいない場合の対策としては、連絡を取り合っている相手をAI(ロボット)だと思い込むことです。
相手を「人」と考えるから、より辛くなります。
そのため、「機械からの自動返信だ」と自分に暗示をかけます。
「ロボットへ適切に返事を返すゲームを遊んでいる」という様に、自身に強い暗示をかけて、個人的な感情をリセットし、相手を「人間」として見ないようにします。
「見たくない」メールやチャットの傾向
今回取り上げている「見たくない」メールやチャットの傾向の一つとして、
送り手側が傲慢であったり、自己中心的な思想を持つため、受け手のあなたが気を遣っている立場なので、疲れるのではないかと思います。
そして、優しいあなたは、相手を自分と同じ「人間」として見ているため、理不尽なことを提示されても「思いやりの心」や「気遣いの気持ち」を優先するから、疲れるのだと思います。
自己中心的な人は、基本的には「あなたのこと」はどうでも良くて、「自分の立場・利益」に重点をおいています。
そういった人に対する気遣いは、するだけ無駄だと思っています。
なので、相手を機械だと思って接することで、「気遣い」の感情を一時的に捨てます。
色々と立場はあると思いますが、人生は一度きりです。
自分にとって利益のある我慢は良いと思いますが、特に利益もなく我慢を強いられている場合は、こちらも相手に優しくする必要はないし、協力する必要はない、という強い意志を持つことが大切ではないかと思います。
この様な感じで、ものごとを軽く捉える視点に切り替えると、気持ちが楽になるかと思います。
余談:好きな人や仲の良い友達からのLINEを見るのが「怖い」という場合
上記は、基本的には「嫌な人」からのメールやチャットに着目した対策ですが、逆に「好きな人」から返事を見るのが「怖い」場合もあるかと思います。
この場合は、相手の「返事内容に期待しない」「結果がどうであろうが受け入れる覚悟を決める」ことで、気楽に確認できるのではと思います。
「自分はこうしたい」という要望や希望を持って、相手の返信に過度に期待すると、その分落ち込むと思うので、要注意です!
「まあいいや」程度に考える努力が必要だと思っています。
メールやチャットを開く前後にルールを設定し、宣言する
次の対策は、「ルールを設定し、宣言する」です。
「メールを開くのが怖い」という気持ちを和らげるために、見る前後にちょっとした儀式(ルール設定)を作って、宣言してみてください!
- 「好きな飲み物」や「自分へのご褒美」を用意して、宣言する
- 「嫌ならシカトしよ〜」と宣言する
意外とこういったルール設定と宣言が「怖い」という感覚を、一時的にでもポジティブに変えてくれます。
自分へのご褒美を用意して、宣言する
例えば、温かいお茶やコーヒーを片手に準備すしてリラックスし、「よし!見てやるぞ!」と心で唱える(または、声に出して宣言して)一気に開きます。
または、このメールをみたら「美味しいお菓子を食べる!」「お気に入りの動画を見る!」など、楽しみを設定し、そのことを宣言します。
自分に宣言することで、恐怖心が少し和らぐかと思います。
「嫌ならシカトしよ〜」と、宣言する
自分が気楽になれる言葉を宣言して、メールやチャットを開き、自分にとって理不尽な内容ならば、時間を置いて返信します。
自分が悪い場合は、すぐに返信するべきだと思いますが、相手都合で勝手なことを言っている場合は、強気な姿勢を取ることが自分を守ることに繋がると思っています。
メールやチャットを見る時間を決めるか、すぐに返事をしない
メールやチャットが怖いと感じる時は、特定の時間にだけ見るルールを作ることで、気持ちが楽になることがあります。
- 朝の10時と夕方5時に確認する、それ以外の時間は通知をオフにする
- 緊急性が無い内容に関しては、3時間以上置いて返信する。
真面目な方ほど、初めはソワソワするかもしれませんが、
なれてくると「いつでも見なきゃ」というプレッシャーが減り、自分のペースで動くことができるようになってくると思います。
メールやチャットの返信が早い人の注意点
「連絡は早い人の方が良い」という過去の日本社会の刷り込みを、
チャットというリアルタイムメッセージのやりとりが主流となった現代では間に受けない方が良いと、今までの社会人経験から感じています。
本当に緊急性が高かったり、感謝を急ぎ伝える場合、重要な内容を伝達する場合など、重要度が高い場面では勿論連絡は早い方が良いと思っています。
しかし、社会では色々な人がおり、重要性が低い内容を逐一連絡してきたり、とりあえず連絡してくる人がいます。
こういった人と関わる場合、早く連絡すればするほどに、「この人はいつも連絡が早く返ってくるから、ちょっとした事柄も頻繁に連絡できる!」と、勘違いを起こす人がいます。
初めから「この人は連絡が遅い」という印象をつけておけば、このような面倒な人に巻き込まれずに済みます。
仕事は、自分の役割を達成すれば良いので、上のような、察しの悪い人のサポート業務が契約に含まれていない場合、真面目に対応する必要はありません。
こういった人と関わると、自分の時間が細かく搾取されていきます。
そのため、「案件の達成を目標としている人」に返事を素早く返すのは良いと思いますが、「何かしらを連絡することが仕事だと思っている人」に素早く連絡を返していた場合、
あなたも巻き込まれて「日々のくだらない疑問やお知らせへの返信」が仕事に含まれるようになってしまいます。
しかも、追加費用ではなく、無料オプションで…。
この様な人と関わると、仕事においては「災害」のレベルだと思っています。
結論が出ていないなのに、頻繁に連絡をしてきたり、
結論をまとめずに情報をバラバラと送ってきたり、上司風吹かせな連絡など、「伝書鳩」以下の人と真面目に関わると、こちらの時間や心が搾取されていきます。
経験上、こちらにメリットがない限り真面目に対応しない方が良いです。
仲間や信頼できる人に頼る
どうしても怖い時は、一人で抱え込む必要はありません。
信頼できる友人や同僚に相談して、一緒に内容を確認してもらうと心強いかと思います!
- 「一緒に見てほしい」
- 「怖くて開けないんだけど、見てくれる?」 など。
自分を褒める準備をする
嫌なメールやチャットを見ることができたら、自分をしっかり認めて褒めてあげると、気持ちが楽になります。
さらに、見る前から「褒める準備」をしておくと、勇気が湧いてくるかと思います。
- 「自分、偉すぎる!」
- 「さすが自分!他の人なら、見ることすら無理だろうね!!」 などなど
逃げる人も多い中で、嫌なことにしっかり向き合おうという姿勢は、本当にすごいことだと思っています。
おわりに:怖いと感じるのは弱さではなく、向き合おうとしているサイン!
メールやチャットを見るのが怖いと感じるのは、決して弱さではないし、相手に対して真摯に向き合おうと思っている人ほど、こういった場面に遭遇するのではないかと思っています。
今回の場合、必死に向き合おうとしている自分の心と体が発しているサインが「恐怖」です。
今回のような悩みを抱える方は、「真面目」で「完璧主義」の一面がある方だと思います。
基本的には色々なことが平均以上にこなせているし、相手への配慮もできていて、人に好かれている方が多いのではないかと思います。
なので、最も大切なことは「自分を責めないこと」だと思います。
「なんか言ってら〜、まあいいか」「緊急じゃないな、あとでかーえそ」程度の心構えで良いのだと思います。
連絡が来たときはゾッとすると思いますが、少し間を置いて、まずは自分自身が冷静になることがポイントかと思います。
そして、今回紹介した対策を是非試してみてくださいね。
読んでくださった方が、少しでも楽観視できるようになって、気持ちが楽になれば嬉しいです。
メールやチャットやLINEを見るのが怖いと感じることはありませんか?